https://www.hyponex.co.jp/plantia/study/11159
きゅうりはヒマラヤ山麓が原産地で、中国を経由して平安時代に日本に入ってきました。きゅうりを漢字で書くと胡瓜となりますが、これはシルクロードを経由して中国に入ってきたことを意味しています。胡瓜を「きゅうり」と発音するのは、かつては黄瓜と書いていたことに由来します。現在我々が食している緑色のきゅうりは実は肥大途中の未熟果で、成熟した実は黄色くなります。完熟したきゅうりは苦味が強くなり、江戸時代末期まではあまり人気のある野菜ではありませんでした。水戸黄門こと徳川光圀は「毒多くして能なし。植えるべか...